この記事では、経営について役立つ情報を解説します。
この記事では、
・患者さんが来ない時の過ごし方
・初心を忘れないこと
についてあなたにぜひ読んでほしいことを解説していきます。
患者さんが来ない時の過ごし方
オープンしてすぐは、めまぐるしく忙しいでしょう。人の出入りも激しく、バタバタします。一ヶ月ほど経つと、院の活気も落ち着いてきます。あれだけ忙しかったのは、なんだったのかな?と思うほど、人の出入りが減ります。
しかし、そんなものです。
開院してすぐは、友人や知人が遊びにきます。地元の患者さんも新しい院がオープンしたことで、興味本位も手伝って来院しますが、だんだんと人の流れは落ち着きます。
本当の意味での治療院運営は、開院一ヶ月ほど経ったここからがスタートです。不安に感じることはありません。こんなものだということを知っておきましょう。
どんな治療院でも、暇なときは必ずある。
暇なときになにをするかがうまくいく経営者と失敗する経営者の分かれ道です。時間はみんな平等です。その時間で何をするのかを意識しましょう。
例えば、掃除。患者さんが多いと、院内をキレイにしなくちゃと思います。患者さんが少ないと、掃除しなくてもいいだとうと思います。だけど、これは考え方が逆です。先にするのです。患者さんが来院してから、掃除するのではありません。患者さんを増やすために掃除をするのです。これから患者さんが増えるからキレイにしておこうと。
ワックスをかけたり、入り口をピカピカにしたり、まるでこれから人の出入りが多くなるみたいにキレイにします。そうすることで、本当に出入りが多くなります。
人気院は、暇なときに集客への種をまきます。種をまき続けた結果、花が咲きます。施術以外でもやることはたくさんあります。暇な時間は、忙しさを呼び込むチャンスです。
初心を忘れない
治療院をオープンさせたときは、患者さんに意識が向いています。体をもっとよくしたい、患者さんの喜びに繋がれば嬉しい、楽になれば、これ以上の幸せはないという気持ちで仕事に取り組むでしょう。
しかし、月日が経つと、初心を忘れてしまうことがあります。患者さんがお金に見えてしまします。
当初は、患者さんに意識がいっていたのに、どんどん自身に矢印が向いてくるのです。意識を自身に向けるのは大切なことです。自分が幸せじゃないのに、他人を幸せにはできません。医療を提供する病院も、利益を挙げ続けなければ成り立たないように、治療院も利益を出さないことには運営を続けてはいけません。利益追求はもちろん必要なことです。売上のことを考えるのは、経営者として当たり前の考えです。
しかし、売上だけではいけません。患者さんにも意識を向けないといけないのです。売上だけに意識が向くと、患者さんがお金に見えるのです。その気持ちはお客さんにも伝わります。
もし利益が下がったときは、売上を上げる方法を探す前に、まずは自身の心の矢印はどちらに向いているか、確認することです。心の矢印を患者さんに向けるだけで、来院数が増えることもあります。
「初心忘れるべからず」です。
まとめ
本記事で紹介したことを参考にしてみてはいかがでしょうか。新規集客に関して詳しく知りたい方や、効果的な対策をしたいという方はぜひヒゴワンにご相談ください。