どんな院でも一番頭を悩ますのは新患の獲得だと思いますが、現在では実際に新患獲得ができている治療院における新患の5割以上はホームページとなっています。
ホームページからの集客が安定するとポスティングの手間もなくなり非常に身体的に楽になり、ポスティングに時間をとられることもないので時間を有効に使うことができます。
今回の記事では反応がでるホームページ構成についてスポットを当ててみたいと思います。
ホームページ経由での新患獲得のメリット・デメリット

ホームページの方が広い範囲から患者が獲得できる
ホームページはチラシと比べるとより広範囲の地域から集客できるようになります。集客半径は地域によって異なりますが、チラシの場合が集客半径2-3kmくらいに対して、ホームページからの集客半径は5km~20km程度と広い範囲から獲得できる傾向になります。
そんなに遠くから通院してもらえるのかと考えがちですが、施術の価値を正しく伝えることができれば、かなり遠方の方でも通院してもらえます。実際にクライアントの例でいうと、大阪の西成区にある鍼灸院でありながら、毎月のように三重県や岡山県、京都府から通院されるという方も珍しくありません。
ただし、チラシよりも競合はふえる
ただし、チラシ集客に比べてホームページ集客はライバルが非常に多くなります。チラシの場合、ポスティングをしていて他院のチラシを10院みつけることは難しいと思いますが、例えば検索エンジンで大阪 整体 と検索したら、とんでもない数の整体院のホームページがヒットします。
その中から、あなたの院が選ばれなければならないのです。
つまり、よその整体院のホームページよりペルソナの心に響く広告を作らなければ集客できないということです。
必要な広告の材料は、基本的にチラシ集客のときと同じです。すなわち以下の通りです。
1:患者感想(できれば動画)とツーショット写真
2:メディア掲載実績
3:専門家の推薦
4:写真(顔写真・施術中の写真など)
しかし、チラシよりもこれらの質と数を格段に高める必要があります。ホームページはチラシよりも記載できる情報量が多いことと、他院と見比べられるという要素が強いからです。
集客に必要不可欠なホームページの要素

ホームページ集客に必要なのは、反応のとれるホームページと、アクセス数です。どんなに良いホームページも人に見られなければ意味がありません。良いチラシも見られなければ意味がないのと同じです。
反応が高いホームページの構成
1:ヘッドライン・メインイメージおよびキャッチコピー
2:ブレッド
3:患者の声×2~3人
4:自己紹介
5:施術の流れ(ない方がいい場合もある)
6:オファー
7:患者の声×2~3人
8:メディア掲載実績
9:専門家からの推薦3人
10:地図・行き方
11:ブレッド
12:オファー
13:患者の声×5~7人
14:予約方法の提示
15:オファー
前記の事項の隙間に、できるだけ問い合わせ方法は何度か出した方がおすすめです。スマホ対策として、番号をタップしただけで電話がかかるように設定しておきましょう。
上記のような構成で、ひとつのページで全ての情報が完結し、すぐに電話をしてもらえるように作りこむ必要があります。
地図や料金なども、改めてページを分けても記載しますが、ちゃんとひとつの広告ページに全て記載する必要があります。
さて、ではここからひとつずつ必要事項を説明して参ります。
ヘッドライン・メインイメージ
あなたのペルソナの心に響く一言を大きく写真やキャッチコピーなどで表現します。
ホームページを下まで見てもらえるかどうかはこのエリアにかかっています。
ブレッド
チェックマークを入れながら、あなたのぺルソナが困っている症状を書いていきましょう。
見た人にこれは自分のことだと思ってホームページの続きを見てもらわなくてはいけません。
患者の感想
チラシ同様、最も大切な広告材料です。写真より動画の方が有利である場合もあるので、できるだけ動画の感想も集めましょう。
ただし、以前と比べて統計上あまり読まれない傾向にある上、googleに嫌われる傾向にあるため、できるだけ動画にした方がおすすめです。
自己紹介文
あなたのペルソナな悩みを解決するのに適した自己紹介文でないといけません。趣味とか好きな食べ物とかを書くわけではありません。
経歴や過去の実績を載せて、しっかり実力をアピールしましょう。保有している資格などがあれば記載しておきましょう。国家資格に関わらず、民間資格や何かの手技コースの終了証など、なんでもいいいです。
とくに何もない場合は、自分で肩書きを作って書きましょう。例えば『肩こり専門アドバイザー』とか『腰痛改善スペシャルセラピスト』とか、肩書きだけなら誰でも自称できますし、嘘にもなりません。
施術方法
施術中の写真を何枚か載せて、少し説明の文章を加えます。どういうことをされるのか全く分からないと見込み客は不安に思います。一緒に動画で施術の流れを載せてもいいです。
ただし、このブロックが見られないことも増えてきているため、データを取った上で掲載すべきか外すべきかを判断すべきです。
オファー
チラシ同様、思い切った割引料金で、期間と人数を限定して記載します。
メディア掲載実績
書籍・雑誌・新聞などで取り上げられたことを画像で紹介します。チラシと違い数を多く入れられるので、ある程度の数があるほうがいいです。
最低でも雑誌ふたつと新聞記事ひとつくらいは欲しいですが、患者の感想さえしっかりしていれば、地域によってはなくても反応はとれます。
重要性でいうと、患者の感想に比べると低くなります。
専門家の推薦
チラシと違い多く載せられますので、三人くらいは載せておきましょう。
反対にそれ以上は必要ないです。専門家の推薦は必要ではありますが、ほかの証明ほど反応率への影響はありません。
地図・行き方
チラシ同様わかりやすい地図を載せなくてはなりませんが、チラシと違いホームページの場合はgoogleの地図を使っても問題ないため、とりあえずgoogleの地図は埋め込みましょう。
ほかにも、近隣の駅からの道順や、車で来院するときの道順をわかりやすく写真入りで説明する必要があります。
経験的にいうと、特に女性から『道が分からない』と電話がかかってきます。かなり分かりやすい地図や道順を記載しているつもりでもそういう電話がかかってきますので、十分すぎるぐらい分かりやすく来院方法を記載しておきましょう。
予約方法
チラシのときと同様、一人整体院の場合はすぐに電話に出られないため、留守電にメッセージを残してもらえるよう説明書きします。
ひとつのページで集客できるのは一人のペルソナだけ

画像引用:https://sns-cafe.com/others/target-persona-sheet/
ここまで紹介した事項を並べてホームページを作るわけですが、ひとつのページで集客できるのは一人のペルソナだけです。
腰痛の患者を集めるには腰痛のページ、肩こりの患者を集めるには肩こりのページ、というように、集客したい人ごとに違うページを作り上げなければなりません。
作り上げたページがどれだけペルソナの心に響くかで反応率が変わります。ただし、ライバルの多い地域では、よりペルソナの心に響くようなページでなければ集客はできないでしょうし、ライバルの少ない地域では簡単に集客できるかもしれません。
ライバルが少なくても、一人強力なライバルがいて地域の顧客を集めているようなら集客は難しいかもしれません。
広告はすべて競合相手があるものなので、広告の反応率は市場により大きく異なるのです。
まとめ
ホームページはチラシと違い、丸ごと真似して作らない、これがとても重要です。
チラシと違い、ホームページは反応の良いホームページのコピーをして作っても反応の取れるものができません。また、著作権の問題もあるので絶対に丸コピーはNGです。
理由は何点かありますが、まずgoogleはよそのホームページからコピー&ペーストした文章があるとペナルティでSEOを引き下げると言う点があります。Yhooもgoogleの検索システムを導入しているため、文章をコピーしたホームページは検索エンジンで検索してもヒットしにくくなるのです。
検索順位の決まり方は公表されていないうえにちょくちょく変更されるため、誰にも分からないのですが、基本的にgoogleはコピーを嫌いオリジナルコンテンツを好むということで一貫しています。
また、ホームページはチラシと比べて圧倒的に情報量が多いため、ヘッドラインやブレッドなどの文章だけコピーすると、ほかの広告材料とのつじつまが合わなくなったりするのです。とくに患者の感想と整合性がとれないといけません。むしろ、ヘッドラインやブレッドなどの文章は、患者の感想をもとに作るべきなのです。
そして、最も私が重要だと思っていることは・・・
他のエリアや他の院で結果が出ても、あなたの院で同じことをやっても結果が出るとは限らないということです。最近は昔は反応があったとされる要素も現在では逆効果であることもあります。
しっかりとデータを取った上で自分の院での反応を改善できるように検証していきましょう。
そのためにも、どのWEB業者と付き合っていくかが大事です。自分で検証をするのははっきりいって無理です。その作業は業者に依頼して、経営や手技に集中できる環境を作ってください。