開業するぞ!と決断したものの、やることがたくさんありますよね。この記事では、開業前に絶対しておくべきことについて解説します。
この記事では、
・院のコンセプト
・お客さんへの認知
・本番さながらのシミュレーション
という順番で開業前のあなたにぜひ読んでほしいことを解説していきます。
治療院のコンセプトをはっきり決めましょう
治療院をはじめようと思ったとき、まず考えたいのは、院のコンセプトです。コンセプトとは、治療院をどう運営していきたいのか?どうありたいのか?つまり根本となる骨組みのようなものです。
骨組みがないと、院の提供する技術、雰囲気、インテリア、内装などがばらばらになり、バランスを欠きます。たとえば、女性専門の院を作りたいのに、チラシには男性のモデルの施術シーンが掲載されていたり、院内は禁煙にしたいのに、灰皿が置いてあったら、患者さんに違和感を与えてしまいます。
どういう治療院を作っていきたいのか?まずはざっくりでいいので、思い浮かべてみましょう。なかなか浮かんでこないときは、あらゆる治療院に行ってみるのもひとつの手です。行ってみると、全然、繁盛してない院もあれば、いつも予約でいっぱいの院もあります。
その違いを見ていくことで、繁盛院を作るコツがじわじわとつかめてきますし、そう、こういう治療院を作りたかった!と基本となるコンセプトが見えてきます。
コンセプトを考える上で重要なこと
コンセプトを考えるときにおさえておきたのは、患者さんにわかりやすい院を作ることです。差別化をねらいすぎると、何の治療院なのかわからなくなってしまい、わからない=足を運ばないに繋がります。
整体院をはじめるときに、ふつうに整体院として宣伝しては差別化にならないと考え、メニュー名をボディメイキング60分600円として売り出したとしましょう、名前は差別化できたかもしれませんが、患者さんがボディメイキング60分6000円と書いてあるのを見てどう思うかです。
『ボディメイキング?体をつくる?ジム?トレーニング?整体を受けたいのでやめておこう』となる患者さんもいるのです。実際に、わかりにくいという理由で患者さんの来院の機会をなくしている院はけっこうあります。
自身は提供する側なので、どんなことをするのか、何を提供するのかをすべて把握しています。しかし、自分以外の人には伝わっていないことがあるのです。自分のスタイルを大切にするのはよいことですが、患者さんに魅力が伝わらなければ、もったいないのも事実です。
ふつうでいいのです。どんな治療院なのかがすぐにわかるような、ふつうの院をつくることです。接骨院は接骨院、鍼灸院は鍼灸院、気功院は気功院。パッと見た瞬間にどんな院なのかがわかることは、それだけですでに患者さんの来院の可能性を上げるのです。
「コンビニ」ではなく専門店
数ある院の中から、患者さんに選ばれないといけません。人気の院はたくさんありますが、それら人気の院も最初はゼロからのスタートです。患者さんはゼロだったのです。
人気の院をつくるには『コンビニ』にならないことがポイントです。コンビ二にはなんでもありますが、大きなウリがないともいえます。
ある患者さんがぎっくり腰になって、治療院を探しているとしましょう。A院は『肩こり、頭痛、腰の痛み、足の疲れ、全身の疲れに』と書いてあります。B院は『腰痛専門。腰の痛み、ぎっくり腰専門です』と書いてあります。
果たして患者さんはどちらの治療院に行きたくなるでしょうか?答えはもちろんB院です。人は、強い悩みを持っているとき、より専門的な技術を持っているところに行きたくなるものです。
いろいろな技術を勉強して、あらゆる症状に対処できるかもしれませんが、まずは大きなウリを前面に出すことで、人は集まりやすくなります。
オープン前にお客さんを集めましょう
院を出してから告知して集患するのではなく、オープン前から患者さんを集めることが大切です。
オープンすることを予告するのです。あらかじめ、オープンの日程などを知らせておくことで、予定を立てやすくなり、患者さんも予定を空けやすくなります。
いつ患者さんになるのかは分かりませんが、大切なことは、院の存在を知ってもらうことです。予告は院の存在を知らせて、オープン前に患者さんを集めるたいへん有効な手段です。
知ってもらう手段
マーケティングを知らずに開業すると悲惨な目に合います。お店があっても何もせずにきてくれるお客さんはほぼいません。
近隣にはどのような人がいて、見込み顧客は誰なのか、どのようなチラシを作って、どの範囲のどのような人に配布するのか、ホームページからの問い合わせをもらうにはどうすれば良いのか、事前に調べてしっかり準備する必要があります。
近隣店舗は紹介してくれる強い味方
『オープンしました、○○接骨院です。よろしくお願いします。』と、一言あいさつに行くだけでも好印象を残せます。院のチラシがあれば、渡しても良いでしょう。お店の人が来院してくれたり、お店のお客さんを紹介してくれたりします。
近所にあるお店に、数多く足を運ぶと、とても多くの患者さんを紹介してくれるお店が出てきます。そんなときは、感謝の気持ちを伝えに行きましょう。とても喜ばれて、さらにお店のお客さんを紹介してくれるでしょう。
シミュレーションをしましょう
院をオープンしたら、通常ではありえないミスをしてしまう可能性もあります。オープン前に実際の流れを再現して問題点を見つけることが重要です。
事前に患者さんの来院からお帰りまでの流れをシュミレーションしておくのです。まず来院されたら、ソファーに誘導して、カウンセリングをして、施術ルームに案内して、施術をして、と頭の中で考えるのではありません。
実際に、患者さん役になるモデルを用意して、すべての流れを実践してみましょう。こうしておけばいざ本番になったとき、すべての流れを実践した経験があるため、冷静に患者さんと向き合えます。
シミュレーションをすることで細かいところも見えてきます。例えば、患者さんを施術ルームに案内してベッドに移動するとき、履かれていたスリッパはどこで脱ぐとスムーズか、施術で使うタオルはどこに置くとタオルは綺麗に見えるかなど、詳細が分かってきます。
最初が肝心です。しっかり練習をしてお客さんをお迎えしましょう。
まとめ
本記事で紹介した、開業に必要な基礎知識を参考にしてみてはいかがでしょうか。また、もし開業で不安がある、導いてくれる存在が欲しい…という場合は、ぜひヒゴワンにご相談ください。